イベントレポート

間木戸Ⅰ遺跡 現地説明会レポート

 平成27年6月20日(土)午後1時30分より、山田町の間木戸Ⅰ遺跡(まぎど1いせき)で現地説明会を開催しました。午前中のクク井遺跡に続き、午後も晴天を期待していたのですが、開始10分前にまさかの土砂降り!しかし、15分ほどで雨はやみ無事に説明会を開催できました。このようなあいにくの天候にも関わらず約130名の参加がありました。ご参加の皆様、本当にありがとうございます!!

 間木戸Ⅰ遺跡は、山田道路北側入口の北東に位置しており宮古山田道路建設に伴って一昨年から発掘を行っている、復興関連調査遺跡です。縄文時代中期の大規模な集落跡で、昨年度の調査では161棟もの竪穴住居跡が見つかっています。また、古代の竪穴住居跡も10棟ほど見つかっています。

 新聞を見て参加された家族連れの方は、
「こんな斜面に家が建っているのがとても不思議で興味深い。なぜ平地でなくこんなところに家を建てたのか。あと、フラスコ状の穴も食べ物を保管するのに理にかなっていて、縄文人は頭が良いと思った。」
と、感心しながら見学していました。

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開会のセレモニーの直前、まさかの大雨が!幸いにも10分ほどで止み、無事に説明会を開催できました。ぬかるみにならなくてひと安心です。

開会のセレモニーの直前、まさかの大雨が!
幸いにも15分ほどで止み、無事に説明会を開催できました。ぬかるみにならなくてひと安心です。

縄文時代の竪穴住居跡の説明です。この遺跡では竪穴住居跡はみな大小さまざまな大きさの、丸い形をしているようです。 遺跡ごとに色々な特徴があるのも興味深いですね。

縄文時代の竪穴住居跡の説明です。この遺跡では竪穴住居跡はみな大小さまざまな大きさの、丸い形をしているようです。
時代ごとに色々な特徴があるのも興味深いですね。

土器がきれいな状態で出土しています。これを使っていた人は家財道具をおいたままどこへ行ったのでしょうか?

土器がきれいな状態で出土しています。これを使っていた人は家財道具をおいたままどこへ行ったのでしょうか?

中央で説明している調査員の前の壁に土器がたくさん出ているのが分かりますか?ここは遺物包含層(いぶつほうがんそう)といって集中的に土器などが埋まっている場所です。捨て場だったのでしょうか。

写真では小さくて分かりにくいですが、中央で説明している調査員の前の壁に土器がたくさん出ています。ここは遺物包含層(いぶつほうがんそう)といって集中的に土器などが埋まっている場所です。捨て場だったのでしょうか。

出土した遺物の展示より、関製品です。なんだか現代では見慣れない物ばかりですが、縄文人がどうやって使っていたか想像しながら見学すると、また面白いかも知れません。

出土した遺物の展示より、石製品です。
なんだか現代では見慣れない物ばかりですが、縄文人がどうやって使っていたか想像しながら見学すると、また面白いかも知れません。

こちらも展示品の須恵器です。縄文時代の土器に比べると見るだけで硬く丈夫なのが分かります。1000年以上も前にこんな技術があったなんて驚きですね!

こちらも展示品の須恵器です。縄文時代の土器と比べると、見るだけで硬く丈夫なのが分かります。1000年以上も前にこんな技術があったなんて驚きですね!

 

○間木戸Ⅰ遺跡の現地説明会資料はこちらからダウンロードできます(PDF)

2015年6月25日掲載

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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