外屋敷ⅩⅨ遺跡

東日本大震災関連発掘調査

いわて調査情報/2013年11月12日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 外屋敷ⅩⅨ(そとやしき19)遺跡
所在地 岩手県久慈市侍浜町桑畑第3地割5-14ほか
事務所 080-2820-0699
調査期間 平成25年9月17日~11月29日(予定)
時代 縄文時代
検出遺構 縄文時代:陥し穴、焼土遺構、遺物包含層、竪穴住居(早期)
出土遺物 縄文時代草創期?早期~後期:土器、石器

浜岩泉Ⅲ遺跡4
浜岩泉Ⅲ遺跡5
浜岩泉Ⅲ遺跡6

南側調査区の北側から竪穴住居跡を計4棟確認しました。縄文時代早期の土器がたくさん出土しています。
この住居の中には矢印で示した部分(写真②)にオレンジ色の火山灰が溜まっており、その下から出土した写真③の土器は非常に保存状態が良く、火山灰にパックされたように出土しました。
また、住居の周辺からは、さらに古い土器が出土しているため、縄文時代の中でも、とても古い時代の人々がここで生活していたようです。
(平成25年11月8日現在)

浜岩泉Ⅲ遺跡3

南側調査区から焼土遺構を3基確認しました。断ち割ると、真ん中から縄文時代早期の尖底土器の底を突き刺したような跡が見つかりました。また、焼けた土や炭が周辺に散らばっていることから、ここで煮炊きを行っていたと考えられます。
(平成25年10月29日現在)

浜岩泉Ⅲ遺跡2

調査区全体の表土剥ぎが終了しました。北側調査区から縄文時代の落とし穴を検出しました。周辺からは土器や石器が全く出土しないため、狩場として使われていたようです。
(平成25年10月16日)

浜岩泉Ⅲ遺跡1

9月17日から調査を開始しました。人力による試し掘りを行っています。調査区は南北に分かれており、特に調査区南側から縄文時代早期のものと思われる土器が出土しています。
(平成25年10月1日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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