平成26年度調査

県央県北県南沿岸

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新里愛宕裏遺跡

いわて調査情報/2014年8月7日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 新里愛宕裏(にいさとあたごうら)遺跡
所在地 岩手県遠野市綾織町新里30地割ほか
事務所 080-2820-0196
調査期間 平成26年5月21日~9月3日
時代 縄文時代
検出遺構 縄文時代中期:竪穴住居
縄文時代:竪穴住居、フラスコ状土坑、陥し穴状遺構、柱穴状土坑、
     焼土遺構
出土遺物 縄文時代中期~後期:土器、石器
縄文時代中期:斧形土製品
329-6

調査区中央斜面下の調査を終了しました。複式炉を伴う竪穴住居を1棟確認しました。現在調査を行っている斜面上では、新たに竪穴住居・多数の土坑等を確認しました。これらの遺構の関連性が気になるところです。
(平成26年8月6日現在)

329-5

土坑の中から石斧状土製品が出土しました。前面に縄文が施文されていて、孔もあいています。どのように使われたのでしょうか。
(平成26年7月16日現在)

329-4

調査区の西側から縄文時代の陥し穴が5基見つかりました。
長さが約1.0m~2.0m、深さは約60㎝~90㎝で、幅が狭いため調査は大変です。この遺構の底からは大きな石が確認できました。陥し穴を作った人たちは石を取り除くことはしなかったようです。
(平成26年7月10日現在)

329-3

調査区内の精査を開始しました。これは調査区の西側から見つかった川の跡です。黒い土には少量の土器が含まれ、この土層の下には、砂や砂利が溜まっていました。また、この川は、調査区内を南北に横断するように流れていたようです。
(平成26年6月23日現在)

329-2

5月21日から調査を開始しました。現在、調査区内を試し掘りをしています。縄文時代の土器片や石器などが出土しています。
(平成26年6月13日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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