室内整理

いわて調査情報/2018年5月22日現在

DATA

遺跡名 埋蔵文化財センター
所在地 岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地
事務所 019-638-9001
調査期間
時代
検出遺構
出土遺物

沢田Ⅲ遺跡(室内整理)

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 沢田Ⅲ遺跡は、下閉伊郡山田町に所在する縄文時代・古代の集落遺跡で、平成25・26年度に発掘調査を行いました。縄文時代前期~中期(今から約5,000~4,000年前頃)の竪穴住居跡や貯蔵穴、古代の竪穴住居跡や鉄生産関連の工房跡や炉跡、炭窯跡など数多くの遺構が見つかりました。出土遺物は、土器・石器のみならず、当時の人々の食料事情を知る手がかりとなる貝殻・獣骨などの動物遺存体、トチノキ・クリなどの植物遺存体も数多く見つかっています。
 現在、報告書作成のための室内整理を行っています。今後、作業の様子とともに整理作業でわかってきた出土遺物の特徴について、お知らせしていきます。
(平成30年5月21日現在)

 

石峠Ⅱ遺跡(室内整理)

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 石峠Ⅱ遺跡は下閉伊郡山田町に所在する縄文時代から近世までの多様な時代の遺構・遺物が見つかった遺跡で、平成25~27年度に発掘調査を行いました。発掘調査では縄文時代早~中期(今から8000~4000年前)の竪穴住居約150棟、貯蔵穴約70基が見つかっており、沿岸部の大きな集落の一つであったことがわかりました。縄文時代ではこの他に300基以上の落とし穴が見つかっており、狩り場であったこともわかりました。また、古代から中世の鉄生産に係わる遺構、中世の土坑墓も見つかっています。出土した遺物は縄文土器や石器が500箱以上、土鈴、垂飾などの石製の装飾品、中世の渡来銭などがあります。
 現在は報告書作成のために室内整理を行っており、今年で6年目に入りました。昨年度から紫波郡矢巾町広宮沢に分室を設けて、作業を行っています。今年度は室内整理の最終年度となっており、遺物の写真撮影や図版作成、原稿執筆を行い、来年度の報告書刊行に向けた作業を進めています。
(平成30年5月17日現在)

 

長途遺跡(室内整理)

空からみた長途遺跡

空からみた長途遺跡

 

バラバラの状態で発見された縄文土器

バラバラの状態で発見された縄文土器

 長途遺跡は、普代村役場の北北西約4.2㎞に位置する縄文時代と弥生時代の集落遺跡です。遺跡は標高100mの丘の上にあり、北東方向の谷間からは太平洋が望めます。
 発掘調査では、縄文時代前期の竪穴住居4棟、土坑11基、落とし穴8基、遺物の捨て場1箇所、弥生時代後期の竪穴住居などが発見されました。特記事項としては、高さ約60㎝もある特大の縄文土器が土坑内部からバラバラの状態で発見されました。このような特殊な出方から、この土坑はお墓の可能性もあり、土器は副葬品的な性格のものかもしれません。特大の縄文土器は今から約6,000年前と考えられますので、県内でも屈指の古いお墓となります。人の骨は発見できませんでした。次回はこの特大の縄文土器の写真を紹介する予定です。
(平成30年5月15日現在)

 

間木戸Ⅰ遺跡(室内整理)

 

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 間木戸Ⅰ遺跡は下閉伊郡山田町に所在する縄文時代と古代の集落遺跡で、平成25~27年度に発掘調査を行いました。発掘調査では縄文時代前~中期(今から5000~4000年前)の竪穴住居約250軒、貯蔵穴約100基が見つかっており、山田湾を望む大きな集落であったことがわかりました。また、古代の竪穴住居や工房も23棟見つかっています。出土した遺物も非常に豊富で、縄文土器や石器が1000箱以上、その他土偶や耳飾りなどの石製品、馬具や釣針などの鉄製品、貝・骨類などがあります。
 現在は報告書作成のために室内整理を行っており、今年で5年目に入りました。今年度は縄文土器の実測や拓本、図版作成を行っていく予定です。次回からは作業の様子とともに出土した遺物についても掲載していきます。
(平成30年5月8日現在)

 

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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