北条館跡

いわて調査情報/2019年5月20日現在

DATA

遺跡名 北条館(ほうじょうだて)跡
所在地 岩手県紫波郡紫波町大字北日詰字城内105番地の2ほか
事務所 019-656-1903
調査期間 平成31年4月8日~10月31日(予定)
時代 古代・中世
検出遺構 古代:竪穴建物
中世:竪穴建物・溝・焼土・柱穴・掘立柱建物
出土遺物 古代:土師器・須恵器
中世:陶磁器・金属製品・銭貨

 試掘を終えて、重機で表土を除去した後、南側から検出作業を行い、遺構・遺物の確認を進めています。まだ作業途中ですが、たくさんの柱穴や焼土、竪穴や溝などが見つかっています。これから、ひとつずつ調査を進めていきます。
 祥符通寳(しょうふつうほう)(北宋、1009年初鋳)、天聖元寳(てんせいげんぽう)(北宋、1023年初鋳)、永樂通寳(えいらくつうほう)(明、1408年初鋳)など、北条館が機能していた時期に使用された銭貨も出土しています。

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たくさんの柱穴や焼土、溝などが見えてきた検出状況。

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銭貨の出土状況

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出土した銭貨(左から)、祥符通寶・天聖元寶・永樂通寶

(令和元年5月15日現在)

 北条館跡の今年度の調査は4月8日から始まりました。昨年度は館跡の南側を調査し、堀跡などを確認しました。今年度は館跡の北側を調査します。かつて行われた館の普請(ふしん=堀や土塁などをつくる土木工事)と作事(さくじ=建物や塀などをつくる建築工事)の痕跡について調査で確認していきたいと思います。北条館跡の縄張(なわばり=平面構成)は、どうなっていたのか。館として使われていた時期は、いつ頃なのか。ナゾ解きに期待がふくらみます。

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現場事務所から東根山、南昌山、岩手山が見えます。 北条館に居た領主も西側に続く山並みを見ていたことでしょう。

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調査開始前の遺跡の現況です。奥の築堤部分が昨年度の調査区。手前が今年度の調査区です。

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はじめに試掘を行い、土層の堆積状況を確認します。

(平成31年4月23日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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