中林下遺跡 (調査終了)

いわて調査情報/2022年7月11日現在

DATA

遺跡名 中林下(なかばやしした)遺跡
所在地 岩手県奥州市水沢真城字中林下94-1ほか
事務所
調査期間 令和4年5月9日~7月28日
時代 平安時代
検出遺構 掘立柱建物 土坑 溝跡
出土遺物 土師器 須恵器 

 この遺跡の調査は終了しました。(令和4年7月末)

 

以前、紹介した柱穴群が掘り上がり、柱の配置を確認しつつ、掘立柱建物の写真撮影を行いました。

写真➀

写真➀

写真①は10個の柱穴で構成された建物(規模5.7×7.7m)、写真②は12個の柱穴で構成された建物(規模6.6×9.7m)です(人が立っている場所が建物を構成する柱の位置を示しています)。

時期はいずれも平安時代と考えられます。

写真➁

写真➁

写真③

写真③

柱穴の中には、写真③のように柱材が腐らずに残っているものもありました。

                      (令和4年7月8日現在)

 

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見つかった土坑の精査を進めたところ、平安時代の土師器の坏が次々と出土しました。

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周辺を同じ深さに掘り下げると、10点以上の土師器の坏があることが分かりました。
何らかの意図をもって、土坑内にまとめて廃棄した可能性が考えられます。
                               (令和4年6月17日現在)

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遺構検出を進めたところ、径80㎝程の方形の柱穴を複数確認しています。

一定の間隔で、整然と並んでいることから掘立柱建物を構成する柱穴と考えられます。前回の調査時にも同様の遺構が見つかっており、関連性がうかがえます。

今後、調査を進め、詳細を明らかにしていきます。
                (令和4年6月3日現在)

 

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5月9日より調査を開始しました。今年度は令和2年度の調査区の北西側に隣接した箇所の調査を行います。

前回の調査では、古代の掘立柱建物や中世の居館跡などが見つかっており、今回の調査でも関連した遺構が見つかることが予想されます。

現在、試掘を行い、遺構の広がりを確かめています。
                (令和4年5月20日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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