北鹿糠遺跡

東日本大震災関連発掘調査

いわて調査情報/2016年12月5日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 北鹿糠(きたかぬか)遺跡
所在地 岩手県九戸郡洋野町種市第4地割ほか
事務所 080-8215-1710
調査期間
時代 縄文時代
検出遺構 竪穴住居跡1棟、陥し穴10基、土坑3基、焼土2基
出土遺物 縄文時代:土器(前期~後期) 中コンテナ3箱、石器 大コンテナ3箱

 

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11月30日で今年の調査を終了しました。今年の調査区では竪穴住居跡1棟を見つけました。残りはあまりよくありませんが、床面には炉に使われた石もありました。縄文時代のものと思われます。写真は報告書に掲載するために、住居の周辺をクリーニングしているところです。
(平成28年11月30日現在)

 

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今年の調査区は遺跡の北側斜面です。ここで縄文時代の陥し穴を10基みつけました。写真はそのうちの一つを掘り上げているところです。下に行くほど幅が狭くなるので掘り上げるのが大変です。
(平成28年11月11日現在)

 

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10月3日から調査を開始しました。トレンチを掘って調査区の各地点の表土の厚さを確認しています。そのあとで重機を使って表土を取り除く予定です。写真に写っている緑色のフェンスの向こうには洋野町のオーシャン・ビュー・スタジアムという野球場があり、昨日まで国体の軟式野球競技が開催されて歓声が聞こえてきました。
(平成28年10月6日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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