鹿糠浜Ⅰ遺跡

東日本大震災関連発掘調査

いわて調査情報/2017年10月16日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 鹿糠浜Ⅰ(かぬかはま1)遺跡
所在地 岩手県九戸郡洋野町種市第15地割字鹿糠浜地内
事務所 080-8215-1710
調査期間 平成29年6月1日~12月15日
時代 縄文
検出遺構 配石遺構、住居跡、貯蔵穴、陥し穴、捨て場、集石
出土遺物 縄文土器、石器、琥珀の原石
1 遺跡は和座川北岸の丘陵上(標高65m前後)に立地しています。調査に入る前は山林で笹の生い茂る場所でした。

1 遺跡は和座川北岸の丘陵上(標高65m前後)に立地しています。調査に入る前は山林で笹の生い茂る場所でした。

2 調査区の中でも平坦で最も標高の高い場所から縄文時代後期の配石遺構の一部分が見つかりました。自然の礫を並べて造られており、一つ一つの礫は長さ60~30㎝あります。

2 調査区の中でも平坦で最も標高の高い場所から縄文時代後期の配石遺構の一部分が見つかりました。自然の礫を並べて造られており、一つ一つの礫は長さ60~30㎝あります。

3 見つかった配石の広がりは南北16m、東西12mですが西側調査区の外側へと続いています。石の並びは少なくとも2列はあるようです。周囲からは、今のところお墓や建物跡は見つかっていません。次回は配石遺構の構造について分かったことを紹介したいと思います。

3 見つかった配石の広がりは南北16m、東西12mですが西側調査区の外側へと続いています。石の並びは少なくとも2列はあるようです。周囲からは、今のところお墓や建物跡は見つかっていません。

(平成29年10月10日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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