北条館跡

いわて調査情報/2020年9月24日現在

DATA

遺跡名 北条館跡
所在地 岩手県紫波郡紫波町大字北日詰字城内119番地ほか
事務所 080-2806-8123
調査期間 令和2年4月8日~8月31日(予定)
時代 古代・中世・近世
検出遺構 平安時代 竪穴住居、土坑、溝
中世・近世 掘立柱建物、竪穴建物、堀、土坑
出土遺物 平安時代 土器、かわらけ、陶磁器、土製品、石製品など
中世・近世 陶磁器、石臼、銭貨、鉄製品、鉄滓など

 9月3日をもって今年度の野外調査を終了しました。3年にわたり約10,000㎡の調査を行い、遺構は平安時代~戦国時代の竪穴建物・掘立柱建物・溝・堀・土塁など、遺物は土器・陶磁器類、かわらけ、金属製品(刀子・釘・鏡・銭貨など)、石製品(石臼・硯など)様々なものが見つかりました。今後は報告書作成のために記録した図面類の整理や遺物の実測など室内整理作業を行っていきます。

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 3年分の調査区(白枠の範囲)を南の上空から見た写真です。一昨年度の調査区は既に堤防の工事が終了しています。

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 3年の調査で約5,000個の柱穴が見つかりました。規則的に並んでいるものが多く、これらが掘立柱建物を構成する柱穴になります。掘立柱建物は100棟以上あると考えられます。

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 8月後半は猛暑が続きましたが、作業員の皆さんに頑張っていただいたおかげで無事に調査を終了することができました。大変ありがとうございました。
(令和2年9月24日現在)

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 調査も終盤に差しかかり、ドローンによる上空からの写真撮影を実施しました。無数の柱穴や堀の配置がよくわかる写真が撮影できました。
(令和2年7月21日現在)

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 東西方向に延びる堀(左の深い方)と溝(右のやや浅い方)です。堀は中世城館のもので、写真奥の調査範囲外に掛けて掘り残されており、土橋が存在する可能性があります。溝は平安時代末(12世紀頃)のものと考えられます。
(令和2年6月16日現在)

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 遺跡名のとおり発掘調査では、中世城館の姿が現れています。城館は堀、竪穴建物、掘立柱建物などで構成されています。写真手前では竪穴建物、写真奥では堀を調査しています。
(令和2年5月28日現在)

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 平安時代初め頃と思われる大形の竪穴住居がみつかっています。四角形の平面形で、住居の東側にカマドがみられます。カマドは真っ赤に熱を受けており、日常の煮炊きで使われたようです。
(令和2年5月13日現在)

 

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 昨年度から継続の調査です。継続して調査を進めている箇所は人力作業をおこなっています。今年度新たに着手した箇所は重機による掘り下げを開始しています。
(令和2年4月23日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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