太田林遺跡
いわて調査情報/2023年6月2日現在
DATA
遺跡名 | 太田林(おおたばやし)遺跡 |
所在地 | 岩手県釜石市橋野町第38地割34-1ほか |
事務所 | 090-9468-4683 |
調査期間 | 令和5年5月1日~8月31日(予定) |
時代 | 縄文時代 |
検出遺構 | 縄文時代 竪穴住居 土坑 |
出土遺物 | 縄文土器 石器 玦状耳飾 サメ歯 |

土層観察用の土手を残しながら遺構の検出・精査を進めています。

土を掘り下げていくと、複雑に重なり合った竪穴住居などの遺構が見えてきます。竪穴住居の床面付近からサメの歯が見つかりました。

太田林遺跡は海岸から直線距離で約11㎞の山間部にありますが、何のために持ち込まれたのでしょうか。
(令和5年6月2日現在)

5月1日から今年度の調査を開始しました。
昨年度の調査では、縄文時代早期から前期の竪穴住居24棟などを検出しました。今年度は、そのすぐ南側を調査します。
写真は、遺構を検出した状況です。写真左上の黄色い土の部分は昨年度調査区で、中央~右側の黒土部分が今年度調査区です。黒土部分で土が赤く変色している箇所は地床炉で、既に20基確認しています。
(令和5年5月15日現在)
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