岡田遺跡

いわて調査情報/2024年7月26日現在

DATA

遺跡名 岡田(おかだ)遺跡
所在地 岩手県北上市村崎野12地割地内
事務所 080-2820-0196
調査期間 令和6年4月8日~11月30日(予定)
時代 縄文時代 平安時代  
検出遺構 縄文時代 落とし穴 土坑
時期不明 掘立柱建物
出土遺物 縄文時代 土器 石器
平安時代 土師器

円形の落とし穴と考えている遺構の写真です。
0724okadalight1
2m前後(写真上)と1m前後(写真下)の2種類の大きさのものがあります。同じ方にモデルになってもらったので、大きさの違いが分かって頂けるかと思います。

0724okadalight2
どちらにも底面の中央付近に逆茂木を固定したと考えられる小ピットが確認できます。

                           (令和6年7月23日現在)

 

今月から遺構の精査を開始しました。
写真は、調査区の南西に位置する区域で見つかった大形の土坑を半分掘っている状況になります。

0712okadalight
写真のような遺構は半分掘って、埋まった土がどのような堆積をしているか確認しながら進めていきます。

                                                         (令和6年7月12日現在)

 

前回と同じエリアで見つかった建物です。柱跡の横に作業員に立ってもらいました。

0627okadalight
いつの時代のものかわかりませんが、調査が進んでわかり次第お伝えしたいと考えています。
                          (令和6年6月27日現在)

先月までご紹介した場所とは別の地点の写真です。

0607okadalight

引き続き、検出作業を行っています。写真中央には溝形の落とし穴が見つかっています。

                                                 (令和6年6月4日現在)

 

これまで、縄文時代の落とし穴や土坑と思われる遺構がいくつか見つかっています。

0517okadalight

写真では、二つ並んだ黒い部分が遺構です。他にも細長い溝状の落とし穴も確認できています。
                            (令和6年5月17日現在)

 

岡田遺跡は今年で3年目です。

0417okadalight

今年度は、さらに西側56,500㎡が調査範囲となります。
写真は、重機で表土除去を行った場所の遺構検出作業をしている様子です。
                                                                                (令和6年4月16日現在)

 

0425okadalight10425okadalight2

岡田遺跡は今年度も調査範囲がとても広いため、表土を取り除くだけでも大変です。連日4台の重機をフル稼働させて表土除去作業にあたっています。
                                                                              (令和6年4月24日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

岩手県文化振興事業団 岩手県立博物館 トーサイクラッシックホール(岩手県民会館) 岩手県立美術館 いわてわんこ節電所

このページの先頭へ