中埣Ⅲ遺跡

いわて調査情報/2024年5月1日現在

DATA

遺跡名 中埣Ⅲ(なかぞね3)遺跡
所在地 岩手県気仙郡住田町上有住字中埣地内
事務所 080-8215-0988
調査期間 令和6年4月8日~9月15日(予定)
時代 縄文時代
検出遺構 土坑 埋設土器
出土遺物 縄文土器 石器

遺物包含層を掘る作業が、ある程度進んだので、鋤簾(じょれん)を使って遺構検出作業(遺構を探す作業)も行っています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

土坑などの遺構と考えられる場所には白線を引きました。

また遺物包含層の掘り下げも進めており、先週は小さな壺の破片が出土しました。

0430nakazonelight2

この壺は下半分がありませんが、あっても大きさは10cm程度と推測しています。
                                                   (令和6年4月30日現在)

 

引き続き、縄文時代の遺物包含層を掘り下げています。包含層の深さは10~50cmで、縄文土器や石器などが多数出土しています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

土器は小さな破片が多いですが、下の写真のような大きな破片も出土しますので、作業員さんは丁寧に掘り進めています。               

0422nakazonelight2

                            (令和6年4月22日現在)

先週から調査を開始しました。

縄文時代の遺物包含層を掘り下げるところからスタートです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

長さ20cmの石棒が出土しています。

nakazone0415light2

                                               (令和6年4月15日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

岩手県文化振興事業団 岩手県立博物館 岩手県民会館 岩手県立美術館 いわてわんこ節電所

このページの先頭へ