千苅遺跡

いわて調査情報/2013年11月30日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 千苅(せんがり)遺跡
所在地 岩手県北上市二子字千苅地内
事務所 080-1668-0398
調査期間 平成24年4月11日~11月29日(予定)
時代 縄文~弥生、平安
検出遺構 縄文~弥生:炉、焼土、捨て場
平安:竪穴住居、掘立柱建物、円形周溝、土坑(焼成)、溝
出土遺物 縄文~弥生:土器、石器、土製品(土偶・耳飾り)、石製品(石棒)
平安:土師器、須恵器、土製品(玉)、鉄製品(刀子、紡錘車)、炭化種子(イネ他多数)
千苅遺跡1

平安時代と縄文時代の遺構を並行して調査しています。今年度の調査はとくに平安時代のものが多く見つかり、大集落が形成されていたことが分かりました。
(平成24年11月29日現在)

千苅遺跡2

縄文時代晩期末から弥生時代初頭の遺物捨て場が数か所見つかりました。写真のように完形に近い土器も多く出土しています。
(平成24年8月30日現在)

千苅遺跡3

平安時代の竪穴住居が10棟ほど見つかっています。洪水による厚い砂層で覆われていたため残存状態は良好です。写真のように多量の遺物が出土するケースも多く見られます。
(平成24年5月24日現在)

千苅遺跡4

昨年度から引き続き2度目の調査となります。
4月11日から調査を開始し、現在は重機での表土除去と人力での遺構検出を進めています。古代の竪穴住居などが見つかり始めました。
(平成24年4月26日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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