八反町・古城林遺跡

いわて調査情報/2012年6月29日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 八反町・古城林(はったんちょう・こじょうはやし)遺跡
所在地 岩手県奥州市前沢区古城地内
事務所 080-2820-0699
調査期間 平成24年4月9日~7月13日(予定)
時代 縄文、古代、中世
検出遺構 竪穴住居跡、掘立柱建物跡、土坑・トイレ状遺構、溝跡・井戸、柱穴(時期不明)など
出土遺物 縄文土器・土師器・須恵器片、陶磁器片(常滑など)、石器
八反町・古城林遺跡2

古城林遺跡からは沢山の柱穴が見つかりました。昨年と合わせて3000個を超えます。それらは平安時代と平泉藤原氏の時代と推定され、配置関係から多数の掘立柱建物跡の復元に日々努めています。今年度の成果発表として、7月7日、13:30から現地説明会を開催します。みなさん是非来てくださいね。
(平成24年6月29日現在)

八反町・古城林遺跡1

調査は4月9日より開始し、7月13日までの予定です。平安時代中心に、中世や近世と考えられる遺構が見つかっています。
上の写真は、泥っぽい土が溜まった土坑の断面で、見た目やにおいから人の汚物(うんち)だったと想定され、いわゆるトイレ状遺構と考えています。このトイレ状遺構からは12世紀の陶器が見つかっており、奥州藤原氏と同じ時代と考えられます。
(平成24年5月25日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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