青猿Ⅰ遺跡

東日本大震災関連発掘調査

いわて調査情報/2015年9月24日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 青猿Ⅰ(あおざる1)遺跡
所在地 岩手県宮古市近内第2地割地内
事務所 0193-65-7733
調査期間 平成27年4月20日~11月30日(予定)
時代 縄文、古代
検出遺構 古代:工房跡、土坑
出土遺物 縄文時代:縄文土器、石器
古  代 :須恵器、土師器、鉄製品、鉄滓類

aozaru1-924

9月7日(月)から調査を再開しました。傾斜のある調査区を溝状に掘り、地層の確認や土器・石器の出土状況を把握する作業を行っています。
(平成27年9月18現在)

aozaru1-727

工房跡の中央に見えた大きな穴を掘りました。大きさ径2.3m、深さ1.6mで、埋まっていた土の中から鉄滓などが出土しています。
(平成27年7月24現在)

 

aozaru1-721

古代の工房跡は、壁際に4個の柱穴が等間隔で並びます。
炉跡は確認できませんでしたが、鉄滓が出土しています。
これから工房跡の中央に見える円い大きな穴を調査します。
(平成27年7月17日現在)

aozaru1-629

工房跡の精査を続けています。新しい工房跡は、長軸の真ん中に炉跡が2基、壁際に小穴が見つかりました。これから貼床部分を掘り、旧い工房跡の壁・床面を調べます。工房跡の下に円い大きな穴も見えます。
(平成27年6月29日現在)

aozaru1-615

斜面に平行して細長く掘り込んだ竪穴状の遺構が見つかりました。
鉄生産に関連する工房跡で、同じ場所でつくりかえられています。これから床面、炉跡や柱穴などの調査を行っていきます。
(平成27年6月12日現在)

aozaru1-529

 尾根筋に見つかった複数の土坑を精査しています。
穴の中から刀子や鉄滓類が出土していることから、時期は古代と推測されます。
(平成27年5月28日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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