袰帯遺跡

東日本大震災関連発掘調査

いわて調査情報/2015年7月31日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 袰帯(ほろたい)遺跡
所在地 岩手県宮古市和井内第23地割13-5地内
事務所 080-1668-3503
調査期間 平成27年5月15日~7月15日(予定)
時代 縄文
検出遺構 縄文時代:竪穴住居跡
出土遺物 縄文時代:土器、石器
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追加部分も含め、調査が無事終了しました。ご協力いただいた関係各所の方々、近隣の住民の皆さんありがとうございました。
縄文時代中期を中心とした集落、中世の建物跡、近世の墓壙及びそれらに伴う遺物が発見され、小面積ながら、内容の濃い調査でした。

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現地公開が終了しました。交通の便が悪いにもかかわらず、来跡者数は、65名と大勢の方たちがいらっしゃいました。当日は、快晴で、暑いくらいでしたが、御来跡いただいた皆様、ありがとうございました。
当日の様子は写真でご覧ください。

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雲一つない青空の中、現地公開が始まりました。

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石囲炉の説明をしているところです。

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遺物展示をしているテントのところです。

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道路建設部分を調査したところ、縄文時代中期後半の住居跡から土器がそのままの状態で出てきました。胴の中ほどから、下半分はありませんでしたが、炉のそばから出てきています。
もう一つの写真は、別の住居跡の床上から出てきた状況です。半分は、後世になって削られたためありません。廃棄された状態と考えられます。
来る7/11(土)11001200は現地公開を行います。御来跡をお待ちしております。
(平成27年6月30日現在)

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縄文時代中期後半の竪穴住居跡群が発見されました。
現在、12棟の竪穴住居跡を確認しており、石を組み合わせて、煮炊きをした、石囲い炉や複式炉が複数見つかっています。
今後、道路部分も一部調査を行う予定です。
(平成27年6月11日現在)

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袰帯遺跡の調査が開始しました。平成19年度に続き、2回目の調査になります。
前回、多数の住居跡が見つかっており、今回の調査では隣接地でもあることから、主に縄文時代の中頃の住居跡や、遺物が出ると思われます。
(平成27年5月22日現在)

 

 

 

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