大日向Ⅱ遺跡

大日向Ⅱ遺跡は東が雪谷川、西が郷坂川に挟まれた丘陵から南東方向に張り出した斜面に立地しています。
竪穴住居跡約350棟、住居跡以外の遺構が約千基見つかり、出土した遺物量は土器を中心に20トンを超えるという県内屈指の縄文遺跡です。
特筆されるのは約3500年前の縄文後期後半の集落の跡です。竪穴住居跡群と墓壙群、墓壙を囲む掘立柱建物群が配置されています。耳と腰にヒスイの玉飾りを着けた人骨も見つかっています。

縄文前期の大形住居跡

縄文前期の大形住居跡

ヒスイの玉飾りをつけた人骨

ヒスイの玉飾りをつけた人骨

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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